アニメと私と平成の次の時代

昨日MBSアニメヒストリア平成という平成のアニメをまるっと振り返るぞって感じのイベントに行って参りました!!!楽しかった〜!


そこで念願の石田彰さんの生アフレコを聞くことができ(文章にしてもまだ理解できない事実…)、しかも生で「歌はいいねぇ」を聞いた時は「カヲルくんの声が!石田さんからカヲルくんの声がする!カヲルくんがいる!」と初めて声からキャラクターの存在を感じるという経験をして危うく1人サードインパクトで召されそうになりました。
私もイベントが終わってから何となく平成という時代を考えてみました。そうすると丸々今までの己の人生を振り返ることになり、オタクと呼べる人の多くは人生の一時代をその時の推しや感銘を受けた作品で語れると思いますが、私の人生まさしくそれで、もうずっと長い間憧れやかっこよさを常にキャラクターから感じて影響を受けていて、人生の健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、 悲しみのときも、富めるときも、貧しいときもお陰で頑張ろうと思えていて、大人になってからもこの子はこんな辛い時にこんな風に考えるのかとか、こんな辛い場面で諦めずに戦うのかと光を見せてくれるのは沢山のキャラクターたちで、あと、ただただ物語が面白い、世界に引き込まれるというのがどれだけ私の心を救ってくれたか分からず、アニメを見ていない自分が全くもって想像できないという域に達しました。

 

私はアニメで言うと手書き信仰がまだあって、フルCGアニメとか湯浅監督がルゥの唄でやっていたコマの間をAIが埋めて作画の負担が減るみたいなアニメーションが(試みとして素晴らしく、違和感なく見られることがすごいということはわかってはいても)正直あまり得意ではなく、ここぞというシーンでCGに切り替わるとあぁぁぁ!!なんでや!!!と思ってしまう。かぐや様3話EDとかYOI、進撃の戦闘シーンとか、旧HUNTER×HUNTER、薄桜鬼のお顔、冴えカノ、モブサイコのフェティッシュな動きや線に魅力を感じるんだけど(特に人体の無数の歪んだ曲線でできた立体感とか、回転するカメラワークとか大好き!)、次の時代はCGでもフェティッシュを感じるものにきっと出会えるだろうしその分もちろん手書き作画の素晴らしい作品もバンバン出てくると思うと楽しみという気持ちと密度の高いものを満遍なく楽しめるように努めなければと言う気持ちで心が昂ぶる。もちろん作画だけじゃないけどこれから未知で複雑で面白くて楽しいものは必ず沢山出てくるんだろうなぁとか考えると、やはり私はこれからも一生オタクだろうから好きなものを好きでいるのに歪まず、腐らず、恥ずかしくない人間であらなければとまた彼らに背筋を正され、目の前のものと向き合う勇気が体の奥から湧いてくるのでした。
きっと今日も明日も新時代もキンブレを振りながら、テレビの前で涙を流しながら、Twitterに実況を叫びながら明日も頑張ろうと誓う変わらない日々だろうなぁ、と時代の節目で自覚できてよかったです!